フランス・ストラスブールから日本の建具職人さんに素晴らしい訪問がありました。昨年11月にフランスストラスブールの工芸見本市で日本から出展した建具作品や講演が大きな反響を呼んだのは記憶に新しいですが、現地の伝統工芸の普及促進にかかわるストラスブール地方政府・伝統工芸担当者のCaroline Gomes氏、日本の伝統家具や小物類を現地で展示販売するYannick Chadat Dufait氏、日系人の現地家具・小物・照明器具等のデザイナー、Jun Yasumoto氏らがこのほど来日、愛知県の建具業者・ウッドクラフトゴトウさんの工房を訪問しました。かねてよりストラスブールの工芸関係者は日本の伝統文化に高い関心を持ち、日本で実際に製作する工程を見たいとの要望が高まっていました。今回も後藤氏の製作した組子や建具作品に見入り、その製作過程を目にし感動していました。本年は日本の建具技術と職人技術の素晴らしさが一層世界各国の方々の間で広まっていきそうです。