2019年春、導入された「建設キャリアアップシステム」の技能者保有資格として登録できます。
2019年4月より本格運用される建設キャリアアップシステムの登録申請コード表がこのほど改訂され、1/18(金)からコード表「表8 資格・免許」上に
「木製建具施工士一級」(コード番号 30085)
「木製建具施工士二級」(コード番号 30086)
の項目ができ、木製建具施工士(一級・二級)が国の認めた取得資格として登録できるようになりました。
建設キャリアアップシステムの技能者情報登録者数は2019年8月現在で10万人を超えています。
木製建具施工士試験は建築キャリアアップシステムと連動した建具業界の認定資格試験です。
『木製建具施工士』とは、施工現場における安全とコンプライアンスを確保するスペシャリスト資格です。
-木製建具施工士は2019年8月現在で840人の1級資格者が誕生しています。-
●施工現場における安全性が求められる時代
平成28年12月に、工事現場で働くすべての人達の安全・健康を確保し処遇改善・地位向上を図る「建設工事従事業者の安全及び健康の確保の推進に関する法律(建設職人基本法)」が臨時国会で可決成立し、平成29年3月に施行されました。
施行現場における安全が求められる時代背景があります。
●一般社団法人全国建具組合連合会・会員のための独自の認定資格
『木製建具建具施工士』は、一般社団法人全国建具組合連合会独自の認定資格です。
東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、関連工事や国が促進する木質化による建設工事の増大化が予想されます。
当会におきましても、建具施工現場における安全性・コンプライアンスを確保するスペシャリストを育成し対応するために創設されました。
試験方式により、全国各地の受験会場で順次実施され、これまで10回の開催で認定者数は840人に達しました。
●5月18日 岡山会場、6月27日 第10回福岡会場で実施。
2020年も全国各地での開催を予定しています。
●建築業界を代表する講師陣
建設業労働災害防止協会 技術管理部 安全管理士 水野健介氏
公益社団法人日本建築士会連合会会長 三井所清典氏
一般社団法人全国建具組合連合会技術委員長 石山孝次郎氏