8月22日、ベトナム・ハノイ市で開催された「日本木材製品利用促進セミナー」でウッドクラフト・ゴトウ代表の後藤孝雄氏が講演を行い盛況となりました。
 このセミナーはジェトロの重点分野・テーマ別集中実施強化緊急対策事業の一環として実施。日本の木材利用を活性化させるため現地の有識者に向けて『「和」の美しさを伝える日本の組子細工』と題し、日本の組子細工の歴史、組子製作の工程や日本の和室や畳文化の中で発展してきた組子の魅力を現地の人々に訴求しました。
 ハノイはベトナムの中心都市で歴史ある古都の町、同国の文化の中心地でもあり、年間30万人以上の日本人観光客が訪れ日本との親交も厚い国です。同じアジアの国同士の文化交流と日本独自の建具を世界に広める契機として訪問団は現地ベトナムの人たちと親睦や情報交換を果たし、日本の和の文化、建具の魅力、精緻な組子細工の価値の高さを広める上で成果を収めました。