令和６年１月１日に発生した令和6年能登半島地震発生より９日が経過。
当会会員の建具業者の被災状況について、被害の多かった石川県のほか、
各地域北陸信越エリアの県連の方々から当会会員の被災状況について、
各県連の確認結果を報告いただいています。

富山県　富山県建具協同組合で理事長が県連内で確認をとったところ、被害は軽微で会員の方達は無事
長野県　長野県建具協同組合で県連内で確認をとったところ、会員の方達は無事
福井県　福井県家具建具協同組合で確認、会員から被災の被害等は寄せられていない
新潟県　新潟県建具組合連合会からの報告いただきました。「長岡市は揺れが大きく感じた」とのことで、市内の会員で数社、敷地内の木材が倒れたり、落下物により、
年末生産した納品前の建具等製品が破損する被害が発生したが従業員には大事になる
事は起きなかった。また新潟市は地盤が砂地の場所では地面が液状になったり道路が
隆起、住宅地の地面に影響も見られ、敷地内の木材の崩落があった事業所も数件、
事業所の損壊が１件あったものの、従業員やご家族に被害はなかった

また、石川県では、珠洲市の会員の被災状況も新たにわかりました。
石川県建具協同組合からの報告では、珠洲市内の会員で、津波により工場が床下浸水
柱が割れて、機械が散乱し、半壊位の状況の事業所があり、
また自宅は半壊の模様だが、怪我は無し。復旧を目指している。
珠洲市では会員同士で連絡をとりあっていて、無事ながら１日以降避難中の方もいて
交通の困難な状況もある。引き続き確認を続けている、との報告です。

９日夜も新潟では震度５の地震が記録されており、石川県でも余震が続いています。
一度被災した建物への余震の影響、土砂崩れによる二次災害も懸念されます。
年初より被災の片付けをしている事業所も多く、また
先週後半より事業再開した現場も多いとのことで、
くれぐれも引き続き余震の発生にお気をつけてお過ごしください。
全国建具では、引き続き現地の被災状況を確認中です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（令和６年１月９日時点）