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5. 大会、式典の方法
1)準備
目的をはっきりさせてから計画案を練る。
時期、場所、対象人員、予算、実行委員長、必要実行委員人数内容(講師、イベント、表彰、記念品、祝宴、宿泊)、大会名称

2)時期
開催までのタイムスケジュールを立てる。

3)対象
会員、OB、来賓、本組合、全建連青年部
以上に渡り参加者リスト作りをする(肩書、名前、住所、TEL)

4)実行委員・担当割
担当
必要人数(兼務あり)
大会委員長 1
実行委員長 1
受付 3+女2
宿泊 2
会場 3+女1(式典感謝状渡し)
記録(書記、写真、ビデオ) 3
司会 2
進行 4
接待(来賓、講師、OB、会員) 4
会計 2
企画 4
記念品 3
記念誌 10

5)業務内容及び注意事項
大会委員長  全体の総括
実行委員長  各担当者の具体的な指示、相談
受付
1. 前日までに行うこと
名札作り(大・中・小・色分け)
出席者名簿及びチェック表作成
No、肩書、所属、氏名、入金、式典出欠、宴会出欠、部屋番号、備考
以上を来賓・OB・会員別に一覧表とする
胸花手配(大・中・小・色分け)
駐車券、記念品引き替え券の用意
記念品の袋詰め
会場への支払いを即日行う場合、会計と打ち合わせて用意する
2. 当日
開会1時間前には到着しておき配置をする
芳名帳、硯、筆の配置(人数に応じて卓を増加)
出席者名簿によるチェック(色分けペンがあると便利)
名札並べ=区分方法(あいうえお順、テーブル別、分野別=来賓、OB、会員)
胸花並べ及び来場者の胸に着ける作業
粗品・祝儀・受付管理(祝い受け盆 用意)
途中帰る方へ記念品を渡す(名前チェックする)
(担当は会場内でも入口近くにいる)
3. 注意
受付のピークは開場前15分〜20分なのでその間は窓口を多くして速やかに流れるようにする
(つまり混雑調節ができるよう、配慮)

6)宿泊
1. 前々日までに行う事
前日泊・当日泊の確認
宿泊者名簿、部屋割り表の作成
{No.、所属、氏名、前日泊部屋No、当日泊部屋No、入金、… …朝食要・不要・朝食種類(和・洋)、備考)
2. 当日
受付にて来場者に対して当日泊の再確認
宿泊者名簿に基づき部屋のキーを管理
受付にて渡す・チェックインの時渡す etc.
当日宿泊人数及び翌日朝食必要数をホテルへ通知
「部屋の中の個人的費用は別会計」の表示票渡し
(冷蔵庫・TEL /マッサージ等)

7)会場
1. 前日までに行う事
机・椅子・マイク・演壇・演壇飲料・演壇掛・花の位置の企画
会場移動のスムーズな流れのための案内図・指図表作成
控室の設営(必要ならば着替え用の姿見等備品用意)
2. 当日
感謝状盆・感謝状管理
感謝状入筒の管理(受取人の受取前と受取後の区別保管)
入場者の着席位置の案内
(指定席でなければ前方からつめるする)
机・椅子・マイク・演壇・演壇飲料・演壇掛・花の配置
看板・チョーク・黒板消し・会旗の配置確認
会が始まったら常に進行・司会との目配せによる気配り
祝宴が別会場の場合の会場移動の道案内
祝宴会場の準備が整ってからの入場者の促し
手荷物の保管及びクロークの案内
(冬季のオーバー着用時期のクロークの設定)
控室(来賓用)より案内

8)記録
1. 当日までに
ビデオ装置・カメラ・テープレコーダー等の整備
テープ・フィルム購入用意
会場を下見して記録、設備、配置計画を会場係と相談して決めておく
進行係と相談して写すタイミング等の打ち合わせ
2. 当日
設備配置
3. 後日
予算に応じて焼き増し
写したものの保管場所及び保管方法通知(実行委員長へ)
編集・整備

9)司会
1. 前日までに
挨拶者の肩書・名前の呼び方 確認
進行と打ち合わせをよくしてタイムスケジュール表打合せ
講師等紹介する方の肩書・名前・プロフィールの確認
後援者の内容を聞いての感想の原稿作り
質疑応答への用意とサクラの手配(企画との打合せ)
余興のサクラの準備(企画との打合せ)
余興の順番検討
2. 当日
挨拶者の出欠チェック
祝電の下読み
マイク音量調整
後援者の内容を実際に聞いた上での感想文及びアフターフォロー作り
余興の順番に基づき本人に確認して出番を促す事もある
開会中、開会後の連絡事項のチェック

10)進行
1. 前日までに
来賓別担当分け
会場の配置、トイレ、電話、クローク等場所の把握
2. 当日
来賓出向(玄関ホール等)
来賓の方の控室案内 椅子・机・茶の接待
来賓の方の時間つなぎの話し合い
開会前のトイレ案内
中休みのときのコーヒーなどの人数確認の上の手配
来賓の送迎(玄関ホール等・駅までの配車)
3. 注意
料理・ホステスなどのサービスの至らない所をその場でチェックし
参加者に不快感を与えない役割
参加者のあらゆる質問に応答できる必要もある

12)
1. 計画時
予算算出、予算書提出(企画と相談の上)
思わぬ出費を考えて予備費として10〜15%見込んだ方がよい
2. 決定後
会費振込管理
3. 1週間前
中間決算をして万全を期す
4. 前日
予備費用意
5. 当日
受付と連絡を取合い祝儀・会費の管理
会場係と連絡を取合い講師への謝礼金支払い管理
入金チェック
会場への支払い
領収書の用意(あらかじめ金額・相手先を書いておくと楽)
6. 後日
会計報告書の作成
7. 注意
決算は1週間以内に済ませること

13)企画
1. 企画主旨書の作成
目的・名称・時期・場所・予算・内容
2. 会場側との金額・場所・内容(進行・料理)打合せ
3. 招待者リストの作成
発想チェック欄、社名、役職名、氏名、郵便番号、住所、電話、出欠回答チェック欄、当日出欠チェック欄、備考欄
4. 案内状の作成、印刷の手配、校正
案内状、封筒、会場案内図、記念品引換券等
来賓祝辞・乾杯・中締めを頂く方の決定と依頼
事前広報PR紙の作成、配布
案内状の発送
取材新聞社等への連絡
感謝状の内容作成、手配(感謝状に押す印鑑の手配も忘れないように)
演後の質疑応答及び祝宴余興のサクラ手配
各イベント盛り上げの工夫
(パーティー演出、コンパニオン、BGM、ゲーム等)
当日の出席者名簿の作成
5. 注意
返信用葉書にも招待者ナンバーを忘れずに
出席不明の返信(回答記入漏れ)は、丁寧に電話で確認
案内状の敬称は個人宛は「様」「殿」 法人宛は「御中」

14)記念品
1. 計画時
包み紙、手下げ袋の検討
予算内により製品決定
記念名称を製品に刻印位置検討
(密かな場所が良い=賑々しい名入れの為使いにくいことに注意
梱包にのみ名を入れる方法もある)
2. 前日
まとめて用意する
非常時の連絡先打合せ
個人 々区別を付ける為のエフの用意
梱包完了、持参の手配
3. 当日
欠席者へ送付・持参の手配

15)記念誌
記念誌発行委員会を組織して担当割をする
発行部数、表装、頁配分、活字大きさ、紙質等印刷業者と打合せ
予算立てをする(印刷業者と交渉)
(メーカーの広告を入れる場合、広告コマ代の決定)
広告を入れる場合、広告依頼書の作成・発送
発行タイムスケジュール作成
原稿依頼書作成(祝辞あいさつの為の)
顔写真を要する場合、その依頼及び写真代・支払方法の明記
内容検討(特別企画記事の検討)
〜年記念の場合 歴史確認、歩み作成、写真資料整備
名簿作成
規約確認
校正チェック(活字の間違いは見落としやすいので慎重に)
仕上がり品の受付への納品
関連機関への発送

16)内容
<式典>
開会の挨拶
主催者の挨拶
来賓の挨拶
祝電披露
感謝状贈呈
記念講演
閉会の挨拶
<祝宴>
開会の挨拶
実行委員長の挨拶
来賓の挨拶
乾杯
来賓紹介
OB紹介
会員紹介
余興
中締め
閉会の挨拶

17)講演会・講習会
1. 講師
 大会目的にそって選出
 先方のマネージャー 住所、TEL調べ打診
 (時期・場所がきちんと決まってから連絡の事)内容・時間打合せ
 決定したら大会の主旨・目的をきちんと説明し、お願いする
2. 謝礼の打合せ
料金内訳
講師指導料……時間単位でなく日単位で考える
資料代…………受講者の人員分実費が建前
交通費…………立替が建前
宿泊費
謝礼支払方法
本人に手渡す(祝儀袋に入れておく)
紹介人に手渡す
先方の指示する銀行口座に振り込む
領収書を用意しておくと良い
4. 税金支払い
一般的に主催者側で支払うことが多い
報酬・料金等の所得税徴収高計算書に記入申告
5. 出講依頼文の発送

18)事後処理
1. 実施報告書の作成
「大会を終えて」大会の目的、実施年月日、場所
大会実施までの経過、当日出席者名簿、担当スタッフ名一覧
大会収支明細書など記載する
2. 講師へ出講に対する礼状発送
3. 関係機関、来賓への礼状発送(重要な方へは挨拶回り)
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