(一財)建設業振興基金は11月、第20回建設キャリアアップシステム通信を発表しました。それによると東北で「建設キャリアアップシステム運用現場見学会」が開催され、各地で本システムの運用が経験と技能をカードに蓄積できるシステムとして役立てていることが伝えられています。
 全国各地で現場運用が始まっている建設キャリアアップシステムは、登録した技能者の方々が日々建設キャリアアップカードにタッチして就業履歴を蓄積しています。
 11月8日、(一社)日本建設業連合会東北支部と国土交通省東北地方整備局主催により、建設キャリアアップシステム運用現場見学会が発注者の三菱地所㈱、パナソニックホームズ㈱および関電不動産開発㈱、元請事業者の大成建設㈱と関係専門工事業者の方々の協力下にて実施されました。
 場所は宮城県仙台市泉区にある泉パークタウン。新たに721区画の戸建宅地を48万平方mの広大な丘陵地に造成する工事で、機械土工の重機がたくさん導入されていました。
 現場事務所の会議室において、大成建設㈱の現場管理者が実際に建設キャリアアップシステムにログインし、現場の基本情報、施工体制登録事業者一覧、施工体制登録技能者一覧、事業者データ、技能者データ、就業履歴月別カレンダー等の閲覧画面をスクリーンに投影して説明。聴講した技能者たちは、必要な技能者・事業者情報や施工体制、作業員名簿の登録をしておけば、具体的な画面を閲覧で着て簡単に内容を確認できることを実感できたとしています。
 その後、日頃朝礼が行われる場所において、就業履歴登録アプリ「建レコ」をインストールしたiPadにつないだカードリーダーに、技能者の人2人が持っている建設キャリアアップカードをタッチする実演を行いました。感想は「経験と技能を積んでゴールドカードを目指す」「カードをタッチするだけで就業履歴を記録できるので、長く働いた人の処遇改善につながるといい」と本システムの運用で各登録技能者にとってメリットの大きいシステムであることが確認されました。
 建設キャリアアップシステム問い合わせセンター(電話03-6386-3725)